建設ERPの導入なら、建設業向けERP【建設WAO】

統合化ERPの建設WAO導入で業務の効率化と内部統制の強化を実現！

ご検討の背景

既存のAS400のシステムの老朽化により、基幹システムのリプレースの検討を始められました。既存のシステムは主要業務毎に個々のシステムで構成され、情報の一元管理ができておらず、案件数が増加していく中で、入力ミスや重複入力による業務負荷が増加していることが課題となっていました。また、支社や支店、現場も多数存在するため、Webシステムを検討されていましたが、Webシステムのレスポンス面や画面上における操作性に限界を感じていらっしゃいました。

チェプロからのご提案・実施内容

建設ERP建設WAOにより、個別管理となっていたマスターおよびデータベースを統合化し、案件発生から施工、リース管理までの一連の業務をシステムでシームレスに連携・連動して管理する仕組みを構築しました。また、他のワークフローソリューション製品をアドオンするのではなく、建設WAOのワークフロー機能を活用することで、基幹システムと一体化した使いやすい電子承認の仕組みを導入しました。当初の懸念事項であった、Weｂシステムのレスポンススピードと操作性については、建設WAOが搭載する独自のWeb通信I/F技術（特許取得）により解決し、WebシステムでありながらC/S型システムと同等の操作性とレスポンススピードを実現しました。

導入システム・ライセンス数

ポイント1：システムの統合化による業務効率のアップ

以前は、主要業務毎に、複数のシステムを利用していたため、重複入力の手間が多く発生し、入力ミスも発生していました。システムの統合化により、2度手間、3度手間を解消し、業務全体を大幅に効率化させることをご提案しました。各システムに入力した会計データの整合性のチェックや、入力ミスの修正等、業務負荷を大幅に軽減することを目指します。

ポイント2：システムのワークフローに乗せた業務改善で「内部統制化」を促進

システムの統合化に伴い、業務全体の見直しを行います。承認のワークフローをシステム上で管理することや、見積書式を標準化させることにより、業務改善と内部統制を同時に進める事をご提案しました。

ポイント3：サーバー台数を減らし、TCOの削減を実現

建設WAO搭載のWeb通信I/F技術（特許取得）によってインフラへの負荷を軽減させ、サーバー台数の削減を通じた、導入コストおよびランニングコストの削減をご提案しました。同時に、このWeb通信I/F技術（特許取得）により、Webシステムの弱点の操作性とレスポンススピードも解決します。

導入後の成果

導入前は、案件管理と会計についてはオフコンを利用しており、また、見積についてはExcelとその他オープン系のシステムを利用しておりましたが、建設WAOの導入によってシステムの統合化を実現させ、大幅な業務改善につながりました。重複の手間が解消され、情報の共有化によってビジネス全体が加速したとご評価を頂いております。

導入前は、営業、生産、工事システムが各々独立していたため、プレハブリース期間の管理に整合性がとれずリース料金の延長に伴う請求のとりこぼしが発生していましたが、建設WAOの導入でデータの一元管理により、正確なリース期間管理が可能となりリース延長料金を取りこぼしなく、回収できるようになりました。

月次のグロス管理となっていた原価管理が案件毎の個別原価管理へと変わり、原価の「見える化」により原価改善の活動の強化につながりました。

サーバー台数は当初のご予定が14台であったのに対し、僅か4台にまで削減することができました。

また、システムの統合を目指す過程で、業務内容全体を大幅に見直したことで、業務改善と内部統制化につながったとご評価をいただいております。